「指導すると泣きだしちゃったんです」
「ぼくは、普段あんまり言わないタイプなんですが、超音波の薬液に次亜塩素酸をいれていて…」
もう一人のスタッフから、院長さすがに注意したほうがいいんじゃないですかといわれ 注意しました。
注意されたスタッフは「わざとじゃないのにと」泣き崩れたとのこと
院長先生は、「どう教育すればよいかわからない」と悩んでおられました。
「教育の仕方がわからない」のは、そりゃそうなんです
私達 歯科医師は、
スタッフのマネジメントなどという講座は大学にはなく、学んだことがありません。
治療の知識と技術が大事と、それだけを追求してきたわけですから
なので、若手歯科医師のうちからマネジメントを学んでおかないと、あとで困りますよー
さて、
この院長に注意させる別のスタッフも、ちょっと問題ありと思いますが(^_^;)
(自分が言うのは嫌だから、院長にさせるって)
でも確かに嫌ですよね、注意することで自分が嫌われるのは、誰しも嫌です
院長だって嫌です
しかし、正しい事を教えないと、患者さんやみんなが困ります。
指導教育は、開業医になるなら必ずやらなければなりません。
では、どうするか
人間関係を崩さずに、指導する技術を体得しましょう
人間関係を崩さずに、やってほしいことを指導するには、
人格を責めずに、その行為を指導することが、重要です。
このケースの場合
「ごめん!薬液のことちゃんと教えてなくて、あやまるよ。でも、その薬液をそこにいれると、機械が壊れたり、患者さんに迷惑がかかったり、事故につながるから、次からはこっちの薬液を使ってね。」
が正解ですね。
さらに
「今後、患者さんだけでなく、ウチに将来勤務してくれた人が、君が感じた辛い気持ちにさせてしまいたくないので、マニュアル化したいんだけど、一緒にやってくれない?」
と、マニュアル作成の協力も取り付けてしまいます。
これが、
人間関係を壊さずに、指導する技術であり、ネガティブな離職を減らす方法です
スタンスとして
スタッフはみんな良い子です。(性善説でいきましょう(^^))
ただし、行動は悪い場合がある(医院にとって)
なのであなたのことは大切に思っているが、その行為はやめてもらう(正してもらう)というスタンスです
はっきり言って知識としては、これだけです。
たいしたことは、ありません
しかし、実際にやらなければできるようになりません
技術習得には、この考え方をもって現場でどんどん積極的に、指導教育をしてください。
これを続けることで、必ずスタッフから、本当の意味で人気の歯科医師や院長になれます
是非、勤務医(学生のときでも)のうちから、「人間関係を壊さずに、指導する技術」を実践しマスターしましょう(^^)/
それが、将来のあなたのためになりますよ
そして
もう一つ大切なことは、この指導方法は技術なので、
先輩スタッフに教える必要があります
先輩スタッフの指導が、下手だと後輩が辞めるからです
もしくは、嫌われるののを恐れて指導しなくなるので
離職率を下げない指導の仕方を教える必要があります
今後も学生・若手歯科医師が成功開業医になるためにやっておくべき事や、知っておくべき事をアップしていくので、注目しておいてください。私のFBを是非友達に紹介してあげてくださいね。
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