今年度から 衛生士学校の補綴学の非常勤講師を拝命いたしました٩(๑òωó๑)۶
昔からの夢のひとつに、予備校講師になって情熱的な授業をしてみたいというものがありまして
念願の夢が叶うこととなった自分にとって感無量です!!
もう25年前になりますが
実は私、歯科大学に入るまでに、たくさん浪人をしています(*ノェノ)キャー
正直にいいますと、高校3年間1秒も勉強しませんでした
いや、特にグレていたわけでもなく(そんな根性もありません)親のスネをかじって、ダラダラと高校3年間遊んでばかりいました
ただ単に、何かに情熱を持って頑張ることにたいして、斜にかまえているだけで
全ては周りのせい、環境のせいにして、とくに理由もなく社会に対してスネていました
ですので
歯科大学の受験はしていましたが、当然全滅です
父から「1年だけ浪人させてやる」と言われ
まだ社会人になりたくなかった私は、心のなかで「え?!もう1年遊んでいいの?ラッキー」ともう1年遊びほうる始末
その後も
ノラリクラリと浪人生という肩書を持った、ただのボンクラを続けました
(本当にすみません(*ノェノ)キャー)
そこから
多浪人生であることに若干の後ろめたさはありつつも、
現実から目をそむけ続けた私に
代々木ゼミナールのサテライン授業で、西谷昇二先生の英語の授業を受ける機会がありました
衝撃的でした!!
授業中に歌をうたい
サテラインで全国の予備校生を前に、
最愛の奥さんに対して「マリちゃん、アイシテル、大好きー」と叫んでいる
あんなに情熱的に、前向きなエネルギーを発している、いわゆる「熱い大人」をはじめて見ました。
そのときはじめて
「がんばってる人って、カッコいいんだ…」
前向きな輝いてる大人を、カッコいいと思った瞬間でした
「あの人みたいになりたい」
他人の人生を変えるくらいの情熱的な授業に触れて、完全に後ろ向きでしかなかった私が、ちょっとだけ前を向きはじめたのでした
(今思えば、本当は現状を変えたかった、自分も変わりたかったのだと思います)
その後、順調には学力が伸びませんでしたが、なんとか歯科大学にギリギリ滑り込み、歯医者になることができました
西谷昇二先生は、人生を説いていたわけではありません
英語の授業を通して、情熱を身をもって魅せてくださっていた
しかし、自分にとっては、その後の人格成長や人生にも、多大な影響をうけたのでした
私の人生を前向きに変えてるきっかけをくださった、西谷先生のように
学生さんの前で情熱的な講義ができるチャンスをいただいたことに感謝しております
衛生士学生さんにとって「面白いと思える補綴の授業」を、これから私なりに最高のものにしたいと燃えています٩(๑òωó๑)۶