大学院へ行った歯科医師と、行っていない歯科医師の差は、やはり研究と論文ではないでしょうか?
私たち歯科医師は
・歯科臨床(プレイヤーとして)
・スタッフマネジメント(院長として)
・医院経営(院長として)
・研究(研究者として)
この4つを楽しむことができると考えることができます。
歯科医師としてその全てを楽しむこともできるし、そのうちのやりたいことにしぼって集中することもできます。
とくに研究は、歯科臨床と比較して、より多くの人に貢献できるので、その母数が違います。
私個人的には研究は性格的に向いていませんが、開業医になって10年以上経ってくると、そして勉強をつづけて、その大切さはむしろ理解できるようになりました。
歯科臨床も勉強を重ねていくと、大学で教わった基礎的(基礎分野)なことに、つながってくる
補綴診療においても、補綴だけをみるのではなく患者さんを診ると、生理学の勉強が必要であったりします。
また、そうなってきたときに、論文を紐解いて、疑問の答えのヒントを探したりしないといけなくなってきたりします。
しかし、卒後まもなく開業医となった私には、論文を紐解くという習慣がありませんでした。
卒後10年以上経ってから、論文にトライしてみましたが、私にとってはなかなか辛い分野です。
しかし臨床家もある程度以上になると、論文が読める必要があるので、大学の医局にのこることはその様な力をつけることができます。
もし研修医の先生が、将来開業することを目標としていたとしても
・歯科臨床
・スタッフマネジメント
・医院経営
・研究
4つの分野の勉強が必要となると思いますが、30年ほど歯科医師をやっていくと考えると、大学院にいって、研究論文というものを身近にしておくのはよいことだと思います。
その上で、若い歯科医師が、自分が将来どんな状態でいたいのか
どうなりたいのかを考えるときに、できるだけ幅広い選択枝から未来を描けるよう、また考えられるようアドバイスしたいと考えております。
また、今回は書きませんでしたが、大学にいることは、やはり人的資源が増えることに、つながりやすいです(^_-)(これについては、また別の機会にアップします)
今後も学生・若手歯科医師が成功開業医になるためにやっておくべき事や、知っておくべき事をアップしていくので、注目しておいてください。私のFBを是非友達に紹介してあげてくださいね。
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